黒曜石の二分割に成功 [石器作り]
以前、旧石器時代にも縄文時代にも存在し無いが、「タガネ」で敲いて分割する事が可能かどうかを知りたくて、板状の原石にサンダーに砥石を付けて溝を彫り、その溝に倣って全周を「タガネ」で敲く方法で分割を試みた事がある、その時は強く敲いたため、全ての箇所にヘルツの円錐が発生して、割れというより砕けて失敗した。
今回、板状の原石(長さ17㎝×幅15㎝×厚さ5㎝)が、大き過ぎ2分割する必要があり、前回の失敗から、溝を深く彫ってから「タガネ」で敲く事にした。
用意したもの: サンダー ・ダイヤモンドホイール ・タガネ(農具のクサビ) ・ハンマー(百均製)
まずマジックで分割する位置に線を引き、タイヤモンドホイールで深さ6㎜~7㎜全周に溝を彫る。感触は、ホイールの凹凸面で細かく敲いているような感じで、削るというより細かく砕いているようであった。
「タガネ」を中心部に当てて極めて軽く敲いたところ一発で見事に割れた。
タガネを調べたが全く痕跡はなかった。
破断面に発生点の特徴であるヘルツの円錐(バルブ)が見られない。
これが「クサビ」の原理による破壊。つまり、先端で敲くではなく、両側に押し広げる事による破壊かも知れない。
尚、割れてから嬉しくなってカメラに収めたので、経過の写真がない。また、2個とも加工したためこの姿はもうない。
今回、板状の原石(長さ17㎝×幅15㎝×厚さ5㎝)が、大き過ぎ2分割する必要があり、前回の失敗から、溝を深く彫ってから「タガネ」で敲く事にした。
用意したもの: サンダー ・ダイヤモンドホイール ・タガネ(農具のクサビ) ・ハンマー(百均製)
まずマジックで分割する位置に線を引き、タイヤモンドホイールで深さ6㎜~7㎜全周に溝を彫る。感触は、ホイールの凹凸面で細かく敲いているような感じで、削るというより細かく砕いているようであった。
「タガネ」を中心部に当てて極めて軽く敲いたところ一発で見事に割れた。
タガネを調べたが全く痕跡はなかった。
破断面に発生点の特徴であるヘルツの円錐(バルブ)が見られない。
これが「クサビ」の原理による破壊。つまり、先端で敲くではなく、両側に押し広げる事による破壊かも知れない。
尚、割れてから嬉しくなってカメラに収めたので、経過の写真がない。また、2個とも加工したためこの姿はもうない。
2013-04-29 05:49
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0