先生作の縄文土器 [今迄の事]

 先日、茅野市役所に所用で立ち寄った際、一階のロビーで、「縄文土器作り教室」に初めて参加した時、製作指導をして頂いた先生が作られ、市に寄贈された大型の縄文土器を、改めて鑑賞してきました。
  
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<報告書に、口径47.5㎝ 残存器高58.5㎝、井戸尻期に属する。とあり、ほぼ同寸に作られたています。>

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<施文をアップした写真>

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<キャプションに、次のように記されていました。>

      文中期深鉢(遠藤昭男作)
    この作品は尖石考古館の土器教室をご指導頂いている遠藤昭男先生から寄贈されたも
   のです。 中央道建設工事に伴う1976年の発掘調査で、判の木山東遺跡(茅野市金沢)
   から出土した縄文中期(約4500年前)の土器を正確に再現したものです。実物は八ヶ岳総
   合博物館に展示しています。
    先生は見るだけではなく、実際にふれて鑑賞してもらうことを希望しています。どうぞ、じか
   にふれて縄文の造形を感じてください。

 先生が土器作りを始められた頃はまだ、縄文土器作りに関する情報が少なく、粘土の調合に始まり、成形、整形、施文、野焼きと全ての工程を、苦労して研究されたときいておりますが、縄文土器作り教室は、その経験をもとに手を取って説明され本当に中身のある内容でした。
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