下呂石で尖頭器を作る(1) [石器作り]
厚い「荒割剥片」を、最大の長さを残していかに薄く加工するかに挑戦してみた。
写真に見える面は、原石から石工のハンマーで、割り取った時の破断面で、極端に薄い箇所が一か所ある。破断面に続く急角度の面が側面となっており、裏面は、平らな「石目の面」である。
大きさは、最長25㎝×最大幅15㎝×最大厚さ5㎝・重さ2.5㎏。
石目の面にロー石で、最長となる平面形の加工のプランを書く。
側面に、マジックで、残す「石目」のラインを決める。
薄く作る事を目標に、石のハンマーでの荒剥ぎから始め、鹿角で荒仕上げ、仕上げと進め、これ以上無理と思われるところまで加工し、長さ24㎝×幅5cm×厚さ2.5cm、重さ300gの尖頭器となった。
大きさは、確保できたものの、薄くする事が出来ず、結果はNGである。厚い荒割剥片からの加工は無理かもしれない。
大きさを比較するため、神子柴の報告書発行のお知らせに上に置いてみた。
次は、伊那市創造館蔵にある、重要文化財「神子柴の尖頭器」の「石目」についてまとめたい。
写真に見える面は、原石から石工のハンマーで、割り取った時の破断面で、極端に薄い箇所が一か所ある。破断面に続く急角度の面が側面となっており、裏面は、平らな「石目の面」である。
大きさは、最長25㎝×最大幅15㎝×最大厚さ5㎝・重さ2.5㎏。
石目の面にロー石で、最長となる平面形の加工のプランを書く。
側面に、マジックで、残す「石目」のラインを決める。
薄く作る事を目標に、石のハンマーでの荒剥ぎから始め、鹿角で荒仕上げ、仕上げと進め、これ以上無理と思われるところまで加工し、長さ24㎝×幅5cm×厚さ2.5cm、重さ300gの尖頭器となった。
大きさは、確保できたものの、薄くする事が出来ず、結果はNGである。厚い荒割剥片からの加工は無理かもしれない。
大きさを比較するため、神子柴の報告書発行のお知らせに上に置いてみた。
次は、伊那市創造館蔵にある、重要文化財「神子柴の尖頭器」の「石目」についてまとめたい。
2011-02-15 04:15
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