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凍てついた「長円寺」のモミジ [西麓の風景]

昨日の朝、我が家の庭は-4.5℃。モミジがどうなったか心配になり様子を見に行った。

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お寺のとなりの畑の霜柱がすごい。

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百体観音の前の池でモミジの葉が凍っていた。

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この寒さで落ちた、モミジの赤とイチョウの黄色が見事に色分けされていた。

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ハラハラと落ちるもみじの葉が朝日にかがやいていた。

長円寺のモミジ「一行寺カエデ」が紅葉した [西麓の風景]


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今年も、長円寺のモミジが色鮮やかに紅葉した。

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早朝、誰もいない参道。

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朝日に透かしたもみじ。

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午後のモミジ。例年は、イチョウが黄色に変わっているが今年はまだ緑が多い。

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西日に透かしたモミジもきれい。

 以前、長円寺の歴史を古老にお聞ききした事がある。このモミジ(一行寺楓)は、日露戦争に集落の方が出征し、凱旋した記念として、京都まで出向いて苗を買い求め、参道の左側にあった百体観音を現在の位置に移動して植えたものだという。
 その時のお話では、京都の購入先等を調べたが、「一行寺カエデ」と言う品種が存在するのかどうかさえわからなかったという事で、ずっと疑問に思っていた。
 先日、念のためと「ネット」で「一行寺カエデ」を調べたら、モミジの人気投票ランキング4位と有名な品種であり、紅葉が始まる前から観光バス何台も訪れ、ここ2、3日、狭い県道がモミジ渋滞になっている理由がわかった。
 

秋のトンボ「アキアカネ」がいない [西麓の風景]

孫と「トンボ」とりの話をしていて「えっ」と思ったことがある。
それは、去年まではこの時期、空を見上げると「アキアカネ」数えきれないほど飛んでいたが、今年はその姿をみないことである。
ネットで調べたら、この夏の猛暑が関係しているかもしれないとの事。
来年も猛暑になれば、この先「アキアカネ」の集団を見る事ができるか心配だ。

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トンボは見つからないがチョウチョは何匹もとんでいる。(今の時期にこんなに多くのも異常)

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田んぼの水溜りに近い所でようやくとまっている「アキアカネ」をみつけた。

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野沢菜に止まった「アキアカネ」。(これで何匹目かわかるくらい少ない)

寒菊が咲き始めた [過程菜園]


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サルビアが終わりに近づき、ここ2、3日で寒菊が咲き始めた。

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つぼみのとき、少し色の違ったものが見えたので新種ではと期待した。

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咲いてみたら、黄色の花の株が一緒に植わっていたことがわかった。 残念

レタスの花 [過程菜園]

 試みに時期をずらしてレタスの種蒔きをしたが、夏場に蒔いたものが「とう立ち」して花が咲いた。
 調べたところ、レタスはキク科で、高温状態が続くと「とう立ち」して、菊のような小さな花が咲くという。
今年の夏が異常に熱かったことが影響しているのかもしれない。


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黄色い小さな花がたくさん咲いた。

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「とう立ち」した葉を食べてみたがすごく苦かった。

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数少ない食べられるレタス。

赤そばの里 [雑感]

 マスコミで「ソバの花が見ごろ」と報道されている信州伊那高原みのわ「赤そばの里」行って来た。
 駐車場から木立の中を登ったところ、ピンクのジュータンを敷いたようなそばの畑が表れた。
 驚いたのは、そばの中に雑草が生えていないという事であった。
 石コロだらけの傾斜地の畑を土が流れないように、雑草が生えないように管理している「古田の里赤そばの会」の方々の情熱に頭が下がる思いがした。

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そばのピンクと、木々の緑、空の青さの調和が見事だった。

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浸るという感覚は。切り取った画面では味わえないと思った。

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白いそばに比べて背が低い。

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ピンクの小さい花。

作り方がわかる「台形土器」 [縄文人の手技]

 博物館や考古館を訪れたとき、破断面や照明により浮かびあがった凹凸に、「縄文人の手技」を見つけるとうれしくなる。

 韮崎市歴史資料館で開かれていた特別展「志村滝蔵と坂井遺跡」」に展示してあった「台形土器」もその一つである。

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台形土器が展示されており「志村氏所蔵」とあった。


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 アップの写真から、脚部の上面(接続面)が平らで口縁のような形であることから、上部の円盤とリング状の脚部を別々に成形して粘土でつないでいる事がわかる。
 台形土器は、円盤部と脚部の厚さの違いから割れやすく、縄文人がいかに工夫したかがわかる興味深い破断面である。

石を拾い海水を汲む [やってみた]

 先日、糸魚川の海岸に、石器加工用のハンマーを拾いに行ったが、そのついでに、土器で、海水から塩を作る事を思い立ちペットボトルも持参した。(実施は未定)

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拾ってきた、ハンマーと擦り石、右上がネフライト

 石ひろいを終え、さあ今度は海水だと、波打ち際にペットボトルを沈めたが、寄せる波と引く波の間が思いの外みじかく空気と入れ替わる間が無い。次の波の大きさを予想しても、低すぎたり高すぎて濡れそうになったりする。
 ここでやっと「ヒシャク」と「ジョウゴ」が必須のアイテムであることがわかったが「時すでに遅し」である。
 思案の末、ポンプのようにペットボトルの胴を押さえて空気を出す動作を繰り返して、何とか満水にしたが、何回か波を受けズボンは濡れ、長靴にも海水がはいってしまった。

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綺麗な海水をと考えていたが、強制的に吸い込んだためゴミや砂利がはいってしまった。

 八ヶ岳西麓の泉や小川の水は、静止した状態か上流からの一方行であるため、ペットボトルを浸し、空気と入れ替わるのを待てば良いが、海は、静かな波と言っても、常に流れは交互して、しかも高さも変化するため、八ヶ岳西麓の常識が全く通用しなかったという、山国人の「やってみて初めてわかった」はずかしい失敗談である。

ヒマワリの種の取り方 [過程菜園]

 冬に小鳥にやるヒマワリの種取りを何年かやっている。
 最初は指先でコスって取っていたが、何十個もやれば指が痛くなり、何か良い方法は無いかと調べた結果、金網に乗せてコスル。櫛状の工具で掻き落とす。などがありやってみたが思うように取れなかった。
 そこで、ヒマワリの種は紡錘形の部分で支えられており、乾燥して隙間ができれば少しの振動でも落下するという性質を利用して、棒でたたいてみたところきわめて簡単に取れることがわかったので紹介したい。

用意する物
 ①ヒマワリの幹(未乾燥の直径3㎝×長さ40㎝位のもの、又は木の棒)
 ②2メートル四方くらいのブルーシート(敷きものであれば何でも良い)

工程
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①切り取る 周囲が枯れ始めた頃切り取る。(我が家の畑では、未乾燥でも上向きのヒマワリは、カワラヒワがやってきてツイバミ空になる。下向きの花は乾燥が進むと切り取り時にバラバラと種が落ちてしまうためこの程度の枯れ具合で取っている。)

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②花を取り去る 選別の手間を省くため、切り取ったら、表面に付いている花をはさみの背などで取り去る。(実際はブルーシートの外でやっている。)


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③乾燥 硬い場合は、全体がシナシナするまで乾燥する。(ヒマワリは水分を多く含んでおり乾燥すると隙間が出来て種が飛び出しやすくなる。)

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④たたく ヒマワリを垂直か下向きに持ち、幹(棒)でパンパンとたたくと簡単に飛び出す。(未成熟で軽い種は飛び出さずに残り選別が楽になる。)

 但し、ヒマワリには中央が凸状のものと凹のものが有り、凸状の物は簡単に取れるが、凹状のものは種を抱え込む形をしているため、敲いても抜けにくく割ってから取るなど苦労している。

不作の鬼ぐるみ [西麓の風景]

 3年ほど前から有る方の依頼で鬼ぐるみを拾っており、毎年、拾いきれないほど(?)落ちているが今年は写真の一房のみで皆無に近い。
 春先の寒波で花粉が死んだようである。これを見て、縄文人はこのピンチをどうしのいだろうかと考えた。

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手前の大きな木が鬼ぐるみ。

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この部分には全く無い。

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全体でこの一房のみであった。

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この木も一房しか見えなかった。
また、近くの木を見たが全く房の付いていない木が多かった。
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