石を拾い海水を汲む [やってみた]

 先日、糸魚川の海岸に、石器加工用のハンマーを拾いに行ったが、そのついでに、土器で、海水から塩を作る事を思い立ちペットボトルも持参した。(実施は未定)

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拾ってきた、ハンマーと擦り石、右上がネフライト

 石ひろいを終え、さあ今度は海水だと、波打ち際にペットボトルを沈めたが、寄せる波と引く波の間が思いの外みじかく空気と入れ替わる間が無い。次の波の大きさを予想しても、低すぎたり高すぎて濡れそうになったりする。
 ここでやっと「ヒシャク」と「ジョウゴ」が必須のアイテムであることがわかったが「時すでに遅し」である。
 思案の末、ポンプのようにペットボトルの胴を押さえて空気を出す動作を繰り返して、何とか満水にしたが、何回か波を受けズボンは濡れ、長靴にも海水がはいってしまった。

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綺麗な海水をと考えていたが、強制的に吸い込んだためゴミや砂利がはいってしまった。

 八ヶ岳西麓の泉や小川の水は、静止した状態か上流からの一方行であるため、ペットボトルを浸し、空気と入れ替わるのを待てば良いが、海は、静かな波と言っても、常に流れは交互して、しかも高さも変化するため、八ヶ岳西麓の常識が全く通用しなかったという、山国人の「やってみて初めてわかった」はずかしい失敗談である。

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