土器作り教室に参加するまで(1) [今迄の事]

なぜ、ダメと言われていることを試すようになったのか、何回かに分けてまとめてみたい。

子供の頃 八ケ岳西麓には遺跡が多く、学校の帰りに、畑でやじりを拾い、矢の根石(黒曜石)の輝きと、カッコ良さに不思議な魅力を感じ「いつか作ってみたい」との思いを心の隅にずっと持ち続けていた。
 しかし、破片しか見つからなかった土器は、作ってみたいという思いは全く無かった。
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<子供の頃拾った矢の根石は行方不明、上の写真はその後に拾ったもの>

キレイな石 標高1000mに近い生家の周りは、八ヶ岳から火砕流や土石流で運ばれ、鉄分の多い地下水に浸り、赤茶色に変色した石しか無く、石とは赤茶色の物であると信じていた。
赤茶色が取れた安山岩に混じり、チャート・硬砂岩・石灰岩・蛇紋岩・結晶片岩、などのキレイな石が、6~7キロ先の「御柱の川越し」で有名な「宮川」にがある事を知ったのはずっと後のことである。
 そんな関係から、この歳になっても、キレイな石のある川原や海岸へ行くと、1時間でも2時間でも石と話しながら楽しんでいる。今、困っていることは、石器作りを始めてから、石器の石材、敲き石、擦り石、砥石などが仲間入りして、持ちかえりが大変になったことである。
また、土器作りの粘土にも興味があり、車で出掛けた時など、切通しや崖を脇見して、「かあナビ」にあぶないといつも注意されている。

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<耕作に邪魔と、田んぼから出して積み上げられた赤茶色の石と、八ヶ岳>

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<御柱の曳航時間が延び、照明に照らされて、雪解け水の中で行われた、宮川の川越し>

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<宮川のチャート 亀裂が入っており、石器の素材になるチャートをまだ拾ったことが無い>

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<チャートを、宮川で探していた時見つけた緑色のキレイな蛇紋岩>

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