生の土器に水を溜める [やってみた]

生の土器に水を溜めるとどうなるかを、04年6月15日と16日でやってみた。

①15日 Am 9:00 土器を作る。 「泥の木粘土」を使用
DSC00379 (600x800).jpg

②15日 Am9:05 水を入れる。
DSC00383 (770x800).jpg

③15日 Am11:41 内壁がボロボロと剥げ落ち始める。
DSC00395 (800x600).jpg

④15日 Pm17:27 口縁部が乾燥し始める。
DSC00406 (600x800).jpg

⑤16日 Am8:35 翌朝水が無くなっていた。
DSC00407 (600x800).jpg

⑥16日 Am8:36 水漏れの原因は、下部のひびであった。
DSC00409 (800x600).jpg

⑦16日 Am10:38 簡単に手で割れた。 実験当初は、内壁が崩れ落ちて穴が明くと予想したが、それは無く、底が剥げて薄くなっていた。
DSC00472 (800x600).jpg

実験の目的は、土器の使い方として、「生の土器で水を蓄える事ができるか」であった。けっかは、一日くらいは良いが時間がたつとひび割れを起こして無理な事がわかった。ひび割れの原因は、外壁だけ乾燥によって収縮したことが原因であると思う。土に埋めるなどの方法で外壁の乾燥を防ぐともっと長い時間水を蓄える事ができる可能性はあるが、内壁が水でぼろぼろに崩れるため実用的ではないことがわかった。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。